よりもい13話の感想と考察と妄想
アニメ「宇宙よりも遠い場所」の12話に関するオタクの個人的な妄想、妄言です。
13話、そのままで良過ぎるので、多くは書けませんが...
・確かに笑ったところがそっくり。
・報瀬のスピーチが良過ぎる。最高。
・「大人はね、正直になっちゃいけない瞬間があるの」ってセリフなぁ~かっこいいなぁ...
・オーロラの流れ、最高。もう、最高。天才すぎる...オーロラの伏線はずっと張ってましたよね。あと、寝っ転がるのも、8話冒頭で伏線ありましたね。ついでに、「南極星を見る」も達成したらしいです。
全編のまとめ
旅が終わり、それぞれの日常に戻っていく4人なんだけど、「一緒にいられなくても、一緒にいられる」とキマリが言うように、今はそれぞれの道を進んでいくのが良すぎて泣いちゃいますよね。これこそ、子供から大人になっていく成長(=青春)というテーマを描いた「よりもい」という作品における、そのテーマに対する答えだと思っています。
心がしんどいですね。12話で全て解決してあの雰囲気を最終回とするアニメもあると思うんですが、よりもいは13話で「それから」を描いていて、それがすごく心に来る。旅が終わる時の切なさとか、観測隊員との別れの寂しさとか、それでも前を向いている4人とか。あまりに美しくて、泣いてしまう。よりもいの良さは13話であると思います。敵わない、と毎回思います。4人がこれから進んでいく事が明らかになっていて、それは自分でも分かっているから、視聴者は敵わない。泣くしかないと思います。
いつも一緒にいることでしか安心できない、依存的な人間関係から、離れた場所でお互い違う人生を過ごしていても、繋がりを感じられる関係が大人らしさであると結論づけられると思います。このようなテーマは他のアニメでも取り上げられていて、「電脳コイル」最終回の26話では、イサコとヤサコが「同じ道を迷って同じ道を目指した仲間。また会おう、同じ道を迷ったときに」と別々の中学校に進学していく終わり方なんですが、これも同様の関係性を選択しています。こういう終わり方、かっこよくて憧れちゃうし、泣いてしまうほど好きな終わり方なんですよね。
いや~最高のアニメ。オリジナルアニメ作品として、良さを存分に表現できているというか。あまりにもすごすぎて、崇めるべきだとさえ思ってしまいます。自分の中では、かなり考察を深めた作品になったんですが、理解していない伏線だったり、演出だったり、作り手の意図は、まだまだ残っていると思うので、本当に深くて楽しめるアニメ作品だと思います。よりもいは本当に素晴らしいアニメなので、多くの人に好きになってもらいたいなぁと思います。
最後に
かなり感想を省いているので、色々伝わりにくくなってたかもしれませんが、最後まで読んでくださった方がいたら、ありがとうございました。